40年後に届いた手紙
先日実家に立ち寄った時、
母親の遺品を整理していた妹から手紙を渡されました。
それは40年前の父方のおばあちゃんからの手紙で、
内容は高校受験頑張ったこと、お祝いに会いに行きたいけど
体が不自由で行けなくて残念な事など、
当時はこの手紙をちゃんと読んでなかったのか、
今は全く記憶に無いものでした。
それから数年後におばあちゃんは亡くなりました。
弱々しい鉛筆書きで少し誤字があり、
体調の悪い中でも愛情を感じられるものでした。
今になって、40年ぶりに気持ちがひしひしと伝わり、
何度も読み返して、なんであの時電話せえへんかったて、
当時の自分の不甲斐なさを悔やみました。
こんなに時間が経って気持ちが伝わる事があるんですね。
手紙を保存していた母親は今 おばあちゃんと同じ墓、
「いまごろ分かったんか」と二人笑っているんやろな。
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